忍者ブログ

[PR]

2024-05-04 08:01

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今日はポッキーの日☆

2011-11-11 14:01

みなさまこんにちばあ。

さて、今日はポッキーの日ですね!!

ポッキーという日は私にとっては妄想日和というものです!!←キモイからww

なので今回は使い回しになってしまいますが、ピクシブにも載ってますが。

去年の丁度今日書いたポッキーの日のお話を載せたいと思います☆

今年はちょっと他に色々と書くものが溜まっているので……
書きたい話は結構あるんですけどね。


そういえば最近ツイッターでコルダとかうたプリなど乙ゲーの話で盛り上がっています。
私はもっぱらROM状態なのですが。

だって。
旦那さんに乙ゲーは禁止令を出されているから(ToT)ブワッ

まさか私がすでに乙ゲーを持っているとは思うまいww

私が持っている乙ゲーとは

stary☆skyです\(^o^)/

この乙ゲーは12星座(シークレットで13星座もあり)の特徴をそれぞれ持った男の子(中には先生もあり)と恋しちゃうゲームです。
星に特化した学校が舞台なので、全体的にロマンチックで甘くてうっとり♪

私は特にかに座の錫也がお気に入りです。
大好きです。
愛してます!!!!←落ち着けww

何がいいかってさ。


幼馴染でずっと一緒で。
優しくて、料理が上手で。
甘くてエロくて←こらww
やきもち焼きで。
いざという時は強くて。
お姫様みたいに扱ってくれて。

小野Dの声がたまらないんだ!!

はあはあ。
思いだしたら息切れがww


他にもイケメンが沢山ですよ!!

みんな一緒にやろうよ。
一緒に語ろうよおおおおおおお!!!!

そういえば私の旦那さんもかに座なんだよね。
錫也みたいにイケメンじゃないし全く萌えないんですけど、根っからのかに座好きのようです\(^o^)/

錫也みたいなイケメンどこかに落ちてないかな……

錫也充したいぜ……

ということで。
錫也のポッキーの日のお話を載せますのでお暇な方はぜひ読んでみてください☆

感想とかあったらぜひ聞かせてくださいね!!




Starry☆Sky二次創作~ミルキーポッキー~


「ずっと傍にいたい」

私の記憶の中には常に彼の姿があった。
優しい笑顔の彼。温かなぬくもり。
包まれる事が、こんなにも幸せで奇跡みたいな出会いだったんだって、最近になるまで気付けなかった。

私はどれだけ彼を苦しめたのだろう。
気持ちを押し殺させて、辛いを想いをさせているという事にも気付けなくて…… でも。
私の手を取る彼はどこまでも優しい。
幼い頃から月のように見守ってくれた愛しい人。
どうすれば、もっと、もっと気持ちを伝えられるのだろうか……


「なあ、今日はポッキーの日だって知っているか?」

だんだん風が冷たくなる11月の帰り道。冷えそうな私の手を彼の手が温めてくれる。
知っているんだ。
もう、ポケットの中にはホッカイロや手袋が常備されている事も。
女の私よりも気配りの出来る人。
料理もピカイチで、みんなのおかん的存在。
それが私の彼氏である東月錫也。おかんって、最近私が言うと少し拗ねてしまう可愛い人。

「ポッキーの日?」

私が不思議そうに首を傾げると、錫也はにこやかに頷く。
そう言えば今日は11月11日。哉太が何か騒いでいた気がする。
「こういう日は羊が好きそうだよな」 どこか懐かしげに言っていた。
錫也のおかげで哉太の言葉の意味が理解できた。
小さく微笑んで、錫也を見上げる。

「錫也も羊くんの事を思い出したの?」
「メールの内容はほとんど食べ物ネタが多いからなあ」

苦く笑って、懐かしげに目を細める。
土萌羊くんは私の幼馴染の一人。
今はもう、ここにはいないけれど。
春は4人で過ごせてとても楽しかった。

哉太も素直じゃないけれど、思いやりのある私の大切な幼馴染の1人。
病弱なのを悟られないようにケンカばかりしていたけれど、最近は数も減ってきたと思うんだけど。
これは錫也にいうとよく誤魔化される。

私の彼氏である錫也。
彼も私の幼馴染の1人。
物心がついた頃から、彼は私の傍にずっといてくれていた。
笑う時。怒る時。悲しい時。嬉しい時。
どんな時も私の手を握って微笑んで支えてくれていた。
それがどれだけ、恵まれていた事だったのか。最近、すごく感じる。

「錫也もポッキー食べたいの?」
「うん? いや、ただ哉太とゲームしていたなって思いだしただけだよ」
「え?」

私は思わず、眉を顰めた。
ポッキーでゲーム?
そんな事をしている2人を見た事はなかった。
私の表情を読み取って、錫也は悪戯っぽく口元を釣り上げる。

「お前は知らないよ。いない所で内緒でやっていたんだ」
「えー。何で?」
「秘密」

クスクスと笑い、錫也の手が私の髪を撫でる。
私は面白くなくて、思わず顔を背けた。
頬をぷくっと膨らませながら。

「可愛い顔がフグになっているぞ? お姫様」
「おひ……もう。恥ずかしい事言わないでよ」
「何で? 本当の事だろう。俺にとってお前はお姫様なんだから」

錫也は恥ずかしい事をさらっと言ってしまう。
周りを気にしないというか、むしろ見せびらかすように言うから私の心臓はいつも爆発寸前。
きっと、私の反応も見て楽しんでいるんだ。
私がしばらく不機嫌そうに顔を背けていると、錫也のため息が耳元で感じた。
それから、錫也はカバンから何かを取りだす。

ちらっと見ると、間違いなくポッキーの赤い箱だった。
今朝はあのカバンから美味しいクッキーとマドレーヌ。
お昼にはお手製の絶品お弁当。
放課後には星型の飴が出て来ていたのだが。
本当になんでも入っているカバンである。

「これでも食べて、機嫌直しなさい」

優しい声色。
その声を聞くだけで、へそを曲げていた気持ちが吹き飛ぶから不思議だ。
私の中で彼が特別だというのがよく分かる。
頷くと、錫也は近くの公園を指差す。

「じゃあ、あそこの公園で食べようか」

にこりと微笑んで、錫也に手をひかれるまま公園のベンチに座る。
夕方すぎの公園には子どもの姿はすでになく、ライトで淡く輝く。
少し寂しげで、切ない。
白い息が立ち上っていった。

「はい」

錫也からホッカイロを渡され、思わずニヤッと笑ってしまう。
絶対に持っていると思ったけれど、こうやって出されると嬉しいのと面白い気持ちで何とも言えなくなる。

「錫也、水筒とかも持っていそう」
「ん? 温かい紅茶も持っているぞ?」

カバンから小さな水筒の頭が見える。
本当に持っているんだ。
錫也らしすぎて、笑いが止まらなかった。

「な、何?」
「ううん。ただ、やっぱりおかんだなって思っただけ」
「おかん……まだそう思うわけ?」

苦く、仕方ない奴だなって錫也は微笑む。
幼馴染として。
みんなのおかんとして。
私の中での彼はずっとそのポジションにいた。
気付けなかった。
きっと、この関係が壊れることが怖かったから。
錫也は、ポッキーを箱から取り出し、袋を破る。
それから取り出そうとして、一瞬手の動きを止めた。

「なあ。さっきの言ったゲーム、気になる?」
「え?」

いきなりの質問に目を丸くすると、錫也がポッキーを1本取り出してにっこりととびきりの笑顔を浮かべてこちらを見ていた。
確かに、哉太との内緒のゲームは気なる。
私が頷くと、錫也はどこか嬉しげに、何かを企んでいるような表情になった。

「じゃあ、やってみる?」
「簡単なの?」
「簡単だよ。どっちが早く食べられるか、だから」
「そうなの? だったら私でも出来そうだね」
「その代わり。何か賭けるんだ」

ニコニコと笑みを浮かべたまま、錫也は言葉を続ける。何だかとても楽しそうなのはなぜだろうか。

「そうだな……もし、お前が勝ったら今度好きなものを好きなだけ作ってやるよ」
「本当!?」

錫也の美味しいご飯を好きなだけ作ってもらえるなんて、なんて贅沢なのだろう。
これは、ゲームに勝ちたい。
私の反応を見て、ふっと小さく息を吐いて錫也はポッキーを軽く回す。

「でも、お前が負けたらそうだなあ。お前からキスするというのはどう?」
「え!? む、無理無理」

ベンチから立ち上がる勢いで頭を振るが、錫也は譲る気はさらさらない、という意地悪な表情になっていた。
こういう時だけは本当に意地悪になるから厄介だ。

「大丈夫。俺に勝てばいいんだ。俺がお前にそんなむきになる訳ないだろ?」
「そうかもしれないけど……」
「ここまで来て無しは無し」
「え~」

そっと手を握られ、そのまま引き寄せられる。
ふわりと、髪が舞った。
息がかかりそうな距離で錫也と目がかち合う。

「チョコとクッキーどっち側がいい?」
「う?」
「俺はどっちでもいいけど?」

優しい眼差し。
とは裏腹にずいっと顔が更に近くなる。
ここでようやく、ゲームの内容を悟った。
巷でよく聞く。これはまさか。

「ポッキーゲーム!?」

私が悲鳴を上げると、どこか不思議そうに首を傾げる。

「ポッキーのゲームといったら他にないだろ?」
「で、でも。哉太としたんでしょ?」
「ああ。面白いんだぞ。少し吹っかけるだけでやるんだけど。ギリギリになると絶対に哉太が折っちゃうんだ」

安易に想像がつきそうな図である。
哉太は乗せられやすいし、錫也だったら最後まで本当にポッキーを離しそうにない。
となると、哉太は負ける羽目になるという事だ。
哉太が錫也にくっつくまで我慢で来るはずがないもの。
真っ赤になってうろたえる私の体をがっしりと掴んで、ポッキーを突き出される。

「やっぱりチョコ好きだし、チョコがいい?」
「す、錫也はわざとポッキーの話題出したでしょ!」
「ん? そうかなあ。別に、お前が興味示さなければやろうとは思わなかったけど?」
「恥ずかしいよ、これ……!」
「じゃあ、負けという事で、キスしてくれるならいいよ?」

口をパクパクさせて、私が体を強張らせているのを彼は絶対に楽しんでいる。

「意地悪……!」

私が泣きそうになってそう言うと、錫也は観念したようにポッキーを下げてくれた。
それから優しく頭を撫でていく。

「ごめんごめん。困らせようと思ったんじゃないんだ」

ポッキーを頬張り、錫也はちらっと私を見てわざとらしい位肩を落とす。

「でも、そんなに拒否られると彼氏としてショックなんだけどね」
「だって……」
「うん。いいよ。どうせ俺はおかんなんだろ?」

しまった、と今さらになって気付く。
さっきのおかん発言を結構気にしていたらしい。
そう言われるのが複雑だと、思っているのを知っているのについ言ってしまう。
しゅん、と頭を垂らしてそっと錫也の袖口を摘まむ。

「ごめんね。でも頼りになるっていう意味だから。意地悪で言ったんじゃないから」
「うん。知っているよ」

柔らかい錫也の笑み。
私が一番好きな彼の笑顔。
そっと彼の大きな手で頬が包み込まれる。
指先だけが少し冷たくて、でも温もりは残っている掌。

そっと触れる唇。どんなに意地悪な事を言っても、彼のキスはいつも優しくて心地がよい。
心の底から安心出来るの。
唇だけじゃなくて、心までキスされているかのようで。
今日は少しだけチョコレート味のキス。
蕩けるように甘いキス。

「お前とキスすると……もっと欲しくなる。もっと、もっと。俺の傍にきて。俺のお姫様」

流星群のように。
何度も何度も降り注がれていく。
私も、キスすされる度に錫也がもっともっと好きになっちゃうの。
どうすればいい?

「じゃあ、俺から離れなければいい。離す気もないから」

そっと抱きしめられる。
労わるようで力強い錫也の鼓動と私の爆発寸前の鼓動が重なる。

「昔からずっと俺にはお前が特別で大切だった。これからもそれは一生変わらないよ。こんな、やきもち焼きで、意地悪も好きな奴だけど。よろしくね」
「うん……でもそんな錫也がいいんだよ?」

優しい錫也も。
少しやきもち焼きな錫也も。
意地悪な錫也も。
あったかい錫也も。
大好き。
私もそれは一生変わらないからね。
錫也。私の唯一の大切な人。

「でも。いつかお前からキスしてくれるのお楽しみにしているよ」
「え!? も~」

真っ赤なリンゴのようになった私を愛おしそうに彼が見つめてくれる。
恥ずかしいけれど、やっぱり嬉しい。
こういう事を何度も繰り返しながら、私たちは進んでいくんだね、きっと。
今までの時も長かったけれど。これからはそれの何倍も一緒だね。
色んな事があるかもしれないけど。 これからも一緒に手をつないで歩んでいこうね。

手を、離さないでね。愛おしい大好きなあなた。

~おしまい~

拍手

PR

この記事にコメントする

Name
Title
Mail
URL
Comment
Pass
Pictgram
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

この記事へのトラックバック

トラックバックURL

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

プロフィール

HN:
弓ノ原祈亜
性別:
女性
職業:
ぐーたらな主婦
趣味:
小説創作、妄想
自己紹介:
2011年6月26日に結婚したばかりのほやほやの主婦です。
旦那さんの隙を見ては好き勝手やってます(笑)
小説家になれればと日々妄想に磨きをかけています☆
小説・漫画を読むのが大好きです。
ニコ動・ボカロ・ゲームなんでもドンとこいです!!
ゲームでは特にテイルズシリーズ、FEシリーズ、牧物シリーズ、ポケモンシリーズ、モンハンetc……
色々と大好きです。

初めてこのブログにいらっしゃった方は必ず「このブログについて」という記事を読んでください。お願いします。→こちら







サイトマスター

カウンター

アクセス解析

最新CM

[09/21 ランスロット]
[08/07 ぽぷり]
[02/18 ぽぷり]

最新TB

ブログ内検索

バーコード

忍者アナライズ